あんばさま総本宮大杉神社

疫病除け
奈良時代の後期に、この一帯に疫病が流行したことがありました。神護景雲元年・767年、勝道上人が、都のある大和国から下野国二荒山(栃木県日光)へ向かう途中大杉神社に立ち寄り、この付近の惨状を目にしました。勝道上人が民衆を救うべくあんばさま(巨杉)に祈念すると、杉の梢に大和国(奈良県三輪)にある大神神社の三輪明神が飛び移り、病魔を退散せしめたといいます。やがてこの神は大杉大明神と呼ばれるようになり、あんばさまのもとに大杉大明神を祀る大杉神社が建立されました。以来、病気平癒、厄除けの神としても信仰を集めるのは、こうした過去の奇跡に由来しています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次の記事

稲毛神社